Mozilla Corporation(モジラ・コーポレーション)は米国時間4月9日、長年会長だったMitchell Baker(ミッチェル・ベイカー)氏を、昨年8月に退任を表明していたChris Beard(クリス・ビアード)氏に代わるCEOに選出したことを発表した。
ベイカー氏が同社のリーダーとして選ばれたことは、理にかなっている。世界中が大混乱に陥っている今、2003年から今日までMozilla Corporationに在籍した人物として氏は同社に安定をもたらすだろう。同社のブログの記事の中で彼女は、目の前のチャレンジを確かに認識し、現在の不安定な経済と同社がそのフラグシップブラウザーFirefoxで直面している競争上の難問を、乗り切る覚悟を示している:
「今が多くの点でチャレンジの時であることには、疑いの余地がない。Mozillaのフラグシッププロダクトは依然優れているが、競争は厳しい。インターネット体験の垂直的統合が進んでいることも、大きなチャレンジだ。でもそれは同時に、ニーズと機会の時でもある。最近ではますます多くの人びとが、インターネットへの関心が重要であることに目覚めつつある」。
ベイカー氏は、ビアード氏が正式に社を去った12月以降、暫定CEOを務めた。ベイカー氏のCEO就任を告げる取締役会のブログ記事は、会社を次の段階へ進めるためには彼女のような技能と体験のユニー
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モジラが会長のミッチェル・ベイカー氏を新CEOに迎える
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