統合AIプラットフォームの開発・提供を手掛けるギリアは4月7日、グロービス・キャピタル・パートナーズを引受先とする第三者割当増資を実施したことを明らかにした。グロービスの出資額は非公開。ギリアは、 同社CEOの清水 亮氏が創業したUEI(旧・ユビキタスエンターテインメント)とソニーコンピュータサイエンス研究所、ベンチャーキャピタルWiLが2017年に共同設立した企業。
同社はこれまで、2018年8月には、保険事業を手掛ける東京海上日動とコンサルティング事業を手掛けるシグマクシス、みずほキャピタル、2019年8月に教育事業を手掛けるトライグループとみずほ銀行、2019年9月に電気機器事業を手掛ける図研と資本提携や業務提携を結んでいたが、今回は創業時のWiLに続くベンチャーキャピタルの出資を受けることになる。今回調達した資金は、エンジニアなどの採用・教育、新サービスの研究開発、同社の認知度向上のためのプロモーション活動などに使われる。
グロービス・キャピタル・パートナーズ シニア・アソシエイトを務める南 良平氏は、「グロービスとしてもAIの社会実装というテーマは強く関心があり、それを可能にする有力な1社としてギリアへの出資を決めた」とのこと。同氏はプレスリリースでも以下のようにコメントしている。
AIの社会実装は社会的に不可逆なトレンドであり、潜在的に市場は巨大と認識しています。一方で
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