Zoomは、トロール(荒らし)によるビデオ会議に対する悪質な攻撃の蔓延を防止すべく、大きな変更を行った。米国時間4月5日から、Meeting IDによる参加にパスワードが必要になる。Meeting IDは推測されたり再利用されたりするためだ。さらに、バーチャル・ウェイティングルームをデフォルトでオンにする。これでホストは参加者を手動で承認しなければならなくなる。
この変更によって、「Zoombombing」(ズームボミング、Zoom爆撃)を未然に防げる可能性がある。Zoom爆撃は2週間前に名付けられた用語で、悪意のあるユーザーがZoom会議に参加して、不快な画像や映像を共有する行為だ。その後新たなZoom爆撃の戦術が次々と編み出され、チャットスレッドにひどいGIFアニメを投入したり、バーチャル背景を使って悪意のあるメッセージを流したり、罵る言葉や中傷を叫ぶだけというものも出てきた。匿名の会議は組織的荒らし行為の温床になっている。
人々のおびえた顔を見てほしい。Zoom爆撃が行われるとこうなる
FBIは、小学生のオンライン授業やアルコール中毒者の匿名集会やプライベートな仕事の会議がZoomG爆撃を受けた問題を受け、 警告を発行した。セキュリティー研究者は、アタッカーが会議に侵入するさまざまな方法を発見し公開した。
一連の問題は、Zoomが元々企業内などの信頼された環境で使用されること
コメント