「行動経済学の現在と未来」という本を読んだ。難解。xivページにあるように専門誌の内容を書籍化したものであり、おそらく一般向けの本ではなかったと思われる。ただ、1つ興味深い点があったので記しておく。それは最後の章に記されていた、やりがい搾取に近い内容である。NPOの保育園と株式会社の保育園があったときどちらを選ぶかという問題で、前者を選ぶ人はおそらく株式会社の利潤追求的なことが嫌でそれを選んでいる。逆に、後者を選ぶ人は利潤追求的な所を認めた上でそれを選んでいる。そうすると、NPOの保育園を選ぶ人というのは利潤追求よりも保育という良いことをしようという動機で選んでいるはずだから、ちょっと安めの給料でもそこで働くということになる。結果、人件費が抑えられNPOの利潤が上がるというパラドックスである。ここでNPOは給料を上げるという手に出ることも可能であるが、そうすると給料を求めて人材が殺到するかもしれない。純粋に保育を動機とした人間を選抜するためには、あえて給料を抑えることが大切なのだという。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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【読書】依田高典・岡田克彦編著「行動経済学の現在と未来 」
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