「ボツになりそうなアイデアこそ事業化する」型破りな新規事業を生むパナソニックの取り組みとは
「若いうちから裁量権を持って働きたい」「自分のアイデアを0から形にしたい」と考えたとき、ベンチャーや起業など、大企業ではない道でチャレンジしようとする人もいるのではないでしょうか。そんなイメージを覆す取り組みを行なっているのが、パナソニックの中でもテレビ、冷蔵庫、エアコンなど家電の商品開発や製造、販売を担っているパナソニック株式会社 アプライアンス社(以下:アプライアンス社)。同社は新規事業を生み出すための仕組みとして「ゲームチェンジャー・カタパルト」を発足し、社内のビジネスコンテストを毎年開催しているそうなんです。実際に、ここからどんな事業アイデアが生まれているのかというと……いわゆる“家電”とは言えないものばかり…。それに、なかなかユニークです。なぜアプライアンス社が大企業らしくない(?)事業を展開しようとしているのでしょうか。型破りな新規事業を生み出せる背景と合わせて取材してきました。〈聞き手=宮内麻希(新R25編集部)〉「未来のカデン」を生み出す「ゲームチェンジャー・カタパルト」とは?宮内:今日はよろしくお願いします。アプライアンス社には新規事業を生み出すユニークな取り組みがあると伺いました。最初に話を聞いたのは、新規事業の創出を担うプロジェクト「Game Changer Catapult(ゲームチェンジャー・カタパルト)」の運営事務局の向奥(むかおく)さん向奥さん:はい、
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