【事例から考える】新型コロナウイルス感染症拡大のいま、企業は生活者とどう向き合うべきか
新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下新型コロナウイルス)は、中国・韓国・日本といったアジアに止まらず、欧米各国を含め世界中に拡大。WHO(世界保健機関)はパンデミック宣言を出しました。
日本国内においては教育機関の臨時休校、在宅勤務の推奨やイベント自粛など、感染拡大を防ぐための様々な対応策が講じられています。一方で、それに伴い休校中のこどもの生活に対する不安や不慣れな在宅勤務への切り替えといった課題も多く浮上。このような課題に対して、複数の企業がそれぞれのサービスや商品を活用した支援策を打ち出し始めています。
「エシカル(=倫理的、道徳的)」がマーケティングキーワードとして注目されるなか、企業は社会の危機的状況にどう向き合っていくべきなのでしょうか。
今回は、拡大する新型コロナウイルス感染症に対応した施策を打ち出している事例を紹介しながら考えていきたいと思います。
Topics
-自社商品を提供することによる貢献事例
-サービスの提供を通じた貢献をしている事例
-企業のもつネットワークを活かした取り組み事例
-自社の製品やサービス、資産の真価や価値の再発見ができる機会と捉える
商品を提供することによる貢献事例
まず初めに、自社の商品の提供を通じて支援を行なっている事例をご紹介します。
【事例① こども食堂に自社の商品を提供/
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