オムニチャネルとOMOは何が違う? デジタル時代に重要な戦略とポイントをecbeingが解説
ECサイトの構築パッケージとEC支援ソリューションで延べ1200社の企業を支援してきたecbeing。越境ECを含む幅広い業務を通して得た知見を元に、ecbeingのEビジネス営業本部 常務執行役員 富永成幸氏が、小売事業者やEC事業者が押さえておくべき「OMO(Online Merges with Offline)戦略」(オンラインとオフラインの融合を意味するマーケティング戦略)の本質を説く。
OMOを実践している国内事例
OMOとオムニチャネルの違いは?
近年多くの事業者が取り組んでいる「オムニチャネル」は端的に言うと、「消費行動すべての接点をシームレスにする」マーケティング戦略である。
対して「OMO(Online Merges with Offline)」とは、企業のOMO戦略に詳しいecbeingの富永成幸氏(Eビジネス営業本部 常務執行役員)によると、「オンラインとオフライが融合されることを前提とし、製品・サービスのより良い顧客体験を提供する」マーケティング戦略を指す。
より良い顧客体験を提供するために必要な3つのポイント
ブランドや店舗の世界観を創るには、リアルとデジタルそれぞれの強みを生かしながら、双方のプラットフォームでは実現しにくい部分を補完し合う関係が理想だ。そして購買につなげるために、ECと実店舗の垣根がない「シームレスにつながっている購買体
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