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経営診断×適性診断

昨年「適材適所経営」の実現を目指すチームにジョインした。適材適所経営を実現していくには様々な手法が考えられると思うが我々は「経営診断」と「適性診断」を組み合わせることで有効な手立てを打てないかと考えている。「経営診断」は中小企業診断士が得意とするところでありヒアリングや調査から経営全般を総合的に診ていくことである。「適性診断」とは人それぞれがどのような特性をもっているのかを診ていくものでありこの世界にはすでに多くの適性診断が存在していることから我々はまずはそれらを使って考えていこうと考えている。経営診断をして問題や課題を見つけてもそれを克服していくのは経営者であり、その企業で働く人々である。経営診断をやるだけで物事が良い方向に向かうことはない。やはりその企業で働く人がその企業を動かしていかなければならない現実を考えると誰が何をやるのかということが大きな問題になってくる。ここに適性診断の存在意義がある。それぞれの適性を活かすということだ。さらに概念を引き上げてみると「経営診断」と「適性診断」ではなく「経営」とは何ぞや「適性」とは何ぞやと言うマターに辿り着く。経営は戦略論、マーケティング、組織論、オペレーションマネジメント、テクノロジーなど挙げればキリがなく無限の領域にまたがるものだ。適性も同様に哲学、心理学、脳科学など深遠なる領域が広がっている。「適材適所経営」とは尋常ではない広大な

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