(E28) 在宅勤務で脚光、ビデオ会議の新たな主役「Zoom」とは (2020.3.5） by 大西綾より抜粋加筆しました。

⑴ 在宅勤務やテレワークの機会が増える中、存在感を高めているビデオ会議ツール「Zoom」米国ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが手がけるサービスで、世界で約70万社が利用するといわれます。Zoomが目立っているのは、使い勝手の良さが支持されているためでしょう。例えばビデオ会議を主催する場合、会議のテーマや日時などを決め、参加者に専用のURLまたは会議室番号とパスワードを伝えれば招待できます。⑵ 多人数が参加しやすいこともZoomの特徴Zoomは、会議の主催者がアカウントとIDを持っていれば参加者はIDを作る必要がない。以下が支持を集めている大きな理由です。①会議中に資料を見せる機能②必要なデータ通信量がほかのサービスよりも少ないとされ、通信環境が安定している100人までの参加であれば無料で利用でき、それ以上の参加人数では月額2000円から。全国の学校の一斉休校に伴い、Zoomは4月30日まで教育機関向けに無償で提供されています。東京都内の私立中学校ではホームルームをZoomで開催するなど、教育現場にも利用が広がりつつあリます。米ズーム社は2011年の設立で、2019年4月にナスダックへ上場しました。新型コロナウイルスの世界的な感染でリモートワーク需要が拡大していることも追い風となり、ズーム社の株価は2020年に入ってから約7割上昇。上場時に90億ドルだった時価総額は、320億ドル

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