(E27) 働き方改革やBCP対策の実現に必要不可欠なWeb会議システム。Zoomの急成長で、Webex MeetingsとMicrosoft Teamsを合わせた「3強」時代を迎えている。 (2020.3.5) by 翻訳校正:矢倉美登里+吉武稔夫 より抜粋加筆しました。
⑴ 多くの企業が「働き方改革」に取り組んでいる従来の働き方を見直すという意味では、「会議」は働き方改革の重要な鍵を握リます。様々な無駄をなくし、会議の効率を高めるには、遠隔の拠点間をつなぎ映像によるコミュニケーションを実現するビデオ会議/Web会議システムの活用が欠かせません。昨今、台風などによる大規模災害が頻発しており、災害時の事業継続という観点からもこれらのツールに注目が集まっています。オンライン会議は、専用の機器やネットワークを使ったビデオ会議システムに始まり、その後、クラウドベースでノートPCなどの汎用端末が利用可能なWeb会議システムが登場しました。当初は接続形態や機能の違いから、役員会議や重要な会議はビデオ会議、社員の簡単な打ち合わせにはWeb会議というように、会議の種類に応じて使い分ける企業が多かった。しかし近年、ビデオ会議とWeb会議の垣根は曖昧になりつつあリます。⑵ 会議システム販売のVTVジャパン代表取締役の栢野正典氏は以下に指摘「MCU(多地点接続装置)のクラウド化が進み、クラウドベースのオンライン会議への抵抗感が薄れている。働き方改革で場所や端末の種類に関係なく、どこでも会議を行えるニーズも高まっており、Web会議がビデオ会議の市場に食い込み始めている」オンプレミスのMCUを導入している企業の中には、MCUの老朽化やメーカーのサポート終了により更改期を迎えて
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