ひたすら無心に。色えんぴつで無限の世界。
1月26日~2月8日、東京・日本橋のgalerie H(ガルリアッシュ)で開催された
電通クリエイターによるアート展「ONE CREATIVE」Vol.1。
普段、広告をつくっているクリエイターが、クライアントの課題解決という形ではなく、内面から湧き出るものをカタチにしたらどうだろう、クリエイター 一人一人が持っている、自由でオリジナルな世界を見てみたい、というところからこの企画は始まりました。 今回は第1CRプランニング局、畑野憲一クリエーティブディレクターの、普段の広告の仕事では見ることのできないアーティストとしての一面をご紹介します。
畑野憲一クリエーティブディレクター
存在を、再構成する。
ギャラリーのドアを開けると、右手の壁一面に、整然と作品が並んでいます。
広告の印刷物とはまた違った、1点ものの重みを感じます。
早速、畑野さんにお話を聞きました。
──作品のテーマを教えていただけますか。
普段身の回りにあって、あまり気に留めていないけれど、ちゃんとそこに生きて存在しているものに着目してみました。植物の「葉」です。自分の中でなんとなく気になって魅力を感じた「葉」を、いくつか記録してみました。「葉」の中に閉じ込められているさまざまな魅力を色えんぴつで描くことで、再構成しながら開放していくことを試みています
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