東京証券取引所は2022年4月の市場再編直後に、現在の東証1部から降格する上場企業を出さない方針だ。降格すれば、信用が低下し、資金調達や人材確保に支障を来しかねない。こうした企業の不安に配慮した形だが、これまで「(現在の枠組みを刷新し)市場の性格を明確にする」(東証幹部)と強調してきた再編の狙いとの乖離(かいり)は大きい。市場関係者からは「改革が骨抜きになる」と懸念する声が上がった。 東証が21日
Source: グノシー経済
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市場改革、骨抜き懸念 1部降格当面見送り―東証
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