確定申告のシーズンも終盤に差し掛かり一息ついている方も、最後の追い込みをかけている方もいることでしょう。
「税額の計算はだれがやっても同じでしょ?」
「税金の勉強はした方が良いのはわかっている。けれどもどこから手を付けたら良いのか…」
「そもそも税金の仕組みを知っていることのメリットが体感できない」
独立・起業の「お金」に関する悩みを、税理士の齋藤雄史先生に解説していただく「税理士が教えるお金と起業」シリーズ。
今回は齋藤先生に、税金の仕組みを知っているとこんなにお得?知っておくべき税金の世界に解説していただきました。
知らないと納税額に差が出る? 所得税の仕組みを解説!
会社員の方の場合、毎月お給料から所得税が源泉徴収されているため「納税額はコントロールできない」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし国税庁の「申告納税制度」という項目では、以下のように記載されています。
国の税金は、納税者の一人一人が、自ら税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を自ら納付する申告納税制度を採用しています。これに対して、行政機関の処分により税額を確定する方法を賦課課税制度といい、地方税ではこの方法が一般的です
引用:申告納税制度
税金の中には、自動車税や固定資産税のように「賦課課税制度」に基づき、納税通知書が届き、ただそれを支払うだけの種類のものもあります
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