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トランプ政権は基礎科学研究の予算を大幅削減、宇宙・AI・量子技術の予算は増額

トランプ政権の2021年新会計年度(2020年10月〜2021年9月)の予算案は、研究開発助成金を前年度予算より1420億ドル(約15兆6000億円)増やすが、それでも下院の代替案における科学技術向け支出全体からは削減となる。基礎科学向け予算は、トランプ政権が掲げる優先事項の影で大きな打撃を受けそうだ。
政府予算の下で削減されるプログラムをScience Magazineが要約した。
国立衛生研究所:7%または29億4200万ドル(約3230億円)減の369億9650万ドル(約4兆1000億円)
国立科学財団:6%または4億2400万ドル(約470億円)減の63億2800万ドル(約6960億円)
エネルギー省科学局:17%または11億6400万ドル(約1280億円)減の57億6000万ドル(約6340億円)
NASA:11%または7億5800万ドル(約830億円)減の62億6100万ドル(約6890億円)
エネルギー省先端研究プロジェクト庁:173%の削減。これは4億2500万ドル(約470億円)分のプロジェクトがなくなるだけでなく、3億1100万ドル(約340億円)を財務省に返還することになる。
農務省農業研究局:12%または1億9000万ドル(約210億円)減の14億3500万ドル(約1580億円)
標準技術研究所:19%または1億5400万ドル(約170億円)減の6億530

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