移動ルートの計画というと、AmazonやFedEx、UPSといった物流大手の問題だと思うかもしれない。しかし実際は、動き回っている従業員が数人いる小さい会社はどこもこの問題を抱えている。米国時間2月6日、まさにこの問題に取り組んでいるOptimoRouteが、シリーズAで650万ドル(約7億1000万円)を調達したと発表した。このラウンドを主導したのは、Prelude Ventures。ルート計画のサービスを構築しているのはGoogleやYelpにいたエンジニアたちで、条件を設定すると配達やプールの清掃などのためにクルマで回る1日のルートが自動で作成される。
画像:Alan Thornton / Getty Images
OptimiRouteが競合となる同様のサービスと異なる点は、大幅に低価格でありながらドライバーと顧客にライブ追跡や到着時刻の予想、さらに必要に応じてリアルタイムでルートを変更する機能といったモバイルエクスペリエンスを提供しているところだ。OptimoRouteを利用する企業は、特定の曜日の計画を立てたり、最大5週間前に計画を立てたりできる。さらに同社は現在、人とモノの両方のピックアップと移動、そして2日以上にまたがる長距離ルートのサポートもテストしている。
OptimoRouteの共同創業者でCEOのMarin Šarić(マリン・サリッチ氏)は筆者に対し、ル
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