東証JASDAQ(2483)上場の翻訳センターがQ3決算を開示しています。翻訳事業の中で、工業・ローカライゼーション分野における自動車業界向けの翻訳事業の低調が続いており、進行期の業績は苦戦しています。医薬分野や金融分野向けにおいても前期比でみると軟調な状況が続いています。今のところ特許分野のみが何とか前期比で好調を持続しており、なんとか業績を支えているといった状況です。通期業績予想のガイダンスからみると大きくビハインドとなっており、私は今回下方修正が出るものと考えていましたが、まだ粘るようです。一方で医薬業界向けに共同開発によるコーパス(AI翻訳のための学習データの蓄積活動)の精度向上など定性的な取り組みもみられます。シクリカル的な要素で業績が芳しくないのは事実ですが、営業利益率も前期並みの6%台を維持しており、事業そのものの毀損が見られるという状況ではないように感じます。というわけで、これから中身について簡単に見ていきたいと思います。なお、PPT資料は未作成でありエクセルのみとなります。20200210_【2483_翻訳センター】_銘柄分析シート.pdf714 KBファイルダウンロードについてダウンロード続きをみる
Source: Note 起業ニュース
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