日本郵便 × テクノロジー企業の物流ラストワンマイル問題への取り組み。自律走行型ソフトロボットによる「動く宅配ボックス」の実証実験
アメーバエナジーと日本郵便は1月30日、神奈川県相模原市の「さがみロボット産業特区プレ実証フィールド」において、自律走行型ソフトロボット「Amoeba GO-1」による集合住宅へのラストワンマイル配送を想定した実証実験を行った。
今回の実証実験の内容は下記のとおり。
オートロックを想定したエントランス部分で、配達員がロボットに荷物を預ける
段差や階段を乗り越え、各戸の前まで荷物を運ぶ
住戸の前で指定された荷物を下ろし、荷物を置いた状態を撮影する
ロボットが撮影した写真をユーザーに送信する
①配達員が背面のフラップを開けて荷物を入れる。ロボットは狭い場所でも旋回できる
②段差が18センチまで、傾斜角度が35度までの階段なら昇降できる
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=3Wj7-hsmx4A&w=560&h=315]
③ゆっくりと傾斜を付け、背面から滑らせるようにして荷物を下ろす
④配達完了の通知画面
なぜソフトロボットなのか
「Amoeba GO-1」は従来のロボットのイメージを覆す「ソフトロボット」。「ソフトロボット」とは生物が持つ柔らかい素材が持つしなやかな動き、適応性の高さ、接触したときの安全性、心理的な親近感などを持つロボット。柔らかなスポンジ状のキャタピラで、階段もしなやかに
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