VCファンドを経営する際に最も頭を悩ますことの一つに、どのくらいのファンドサイズが適正なのかという問題があります。最近では日本でもファンドの大型化が進んでおり、100億を超えるファンドも珍しくなくなり、大手ファンドでは300-400億円規模のファンドも出てきています。ファンドサイズが大きくなること自体は、スタートアップにとってポジティブなことだと思いますが、ファンド経営者からすると諸手を上げて喜ぶというほど単純なものではありません。以前にも触れましたが、VCのキャッシュインには2種類のものがあります。1つには管理報酬と呼ばれるもので、ファンド総額の2%をマネジメントフィーという形で毎年受取ります。100億円のファンドだとすると2億になりますね。これがファンドの存続期間である10年間続きます。(厳密には管理報酬のフィーはファンドごとによって異なりますが、概ね2-2.5%くらいのフィーのところが多いようです)VCは基本的にこの管理報酬で人件費や家賃、その他の費用を賄うことが通例です。続きをみる
Source: Note 起業ニュース
VC経営:適正なファンドサイズとは?
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