ソフトバンクグループでコードを使ったキャッシュレス決済を開発・運営しているPayPayは1月28日、出張・経費管理クラウドサービスを展開するコンカーとのサービス連携を発表した。
2020年4月以降、経費の支払いにPayPayを使えば、経費申請から精算金の受け取りまでをキャッシュレスで処理できる。具体的には、経費をPayPayで支払った際のレシートとPayPay上の支払い履歴があれば、レシートをConcurアプリで撮影・申請するだけで経費精算処理が完了する。あとは経理担当者が申請されたデータを確認して、内容に間違いがなければ精算金額をPayPayに振り込むという流れになる。
Concurではこれまでも、専用のスマートフォンアプリでレシートや領収書を読み込むとOCRによって金額などを自動入力でき、撮影されたレシートと読み取られた金額といった情報を基に精算処理を進められた。また、法人向けクレジットカードと紐付けておけば、法人向けクレジットカードで利用した経費を自動的にConcurに取り込む機能もあった。
Concurは、ヤフージャパンのほか東京海上日動、ファーストリテイリング、オムロン、キリン、ブリジストン、リコーなど大企業への導入実績がある。経費精算にPayPayが使えるとなると、これまでキャッシュレス決済に手を出してこなかったビジネスパーソンへの訴求にもつながりそうだ。気になるのは還
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