あなたの企画書やメールが読んでもらえない、たった一つの理由。
こんにちは、コピーライターの橋口幸生です。今回、『言葉ダイエット』という本を発売しました。
『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』宣伝会議刊、215ページ、1500円+税、ISBN 978-4-88335-480-1
書店に行くと、僕の本に限らず、文章術コーナーがにぎわっていますよね。それだけ「書いても、書いても、読んでもらえない」と悩んでいる人が多いのでしょう。どの本も、読まれるためのさまざまな書き方を丁寧に解説しています。
そんな中、僕はコピーライターとして、ちょっと違った視点から「読んでもらえない」問題を考えていました。
あなたの書いた文章が読んでもらえない理由は、実は、たった一つ。
「書きすぎているから」です。
自分が読み手になった時のことを想像すれば、すぐに分かります。
毎日、大量に送られてくるメール。とてもではないけど、全メールを一言一句漏らさず読むことはできませんよね。文字と矢印がみっちみちに詰め込まれた企画書。要点しか読みませんよね。
つまり、読んでもらえる文章を書くためには、「書く方法」よりも「書かない方法」が重要になってくるのです。
僕はコピーライターなので、文章を書くときも、広告づくりと同じように発想します。広告をつくる時の大前提は「広告を見たい
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