昔はよかったって、本当?
僕は子供の頃、近所のパチンコ屋の中が気になって気になってしょうがなかった。あれはたしか1992年頃のことだ。しゃがんでガラス越しに、店内のチンジャラ音を聞きながら中を見渡していると、パンチパーマの怖そうな店員が、咥え煙草で巡回していたものだ。たまに目が合おうものなら、思いっきりメンチを切られたものである。
それから時間が流れて2004年頃になると、僕はパチンコ屋に堂々と出入りするようになった。が、このときがちょうどパチンコ屋の、見てくれの変化の転換点だったように感じられる。前述のような治安の悪そうな環境の店もあれば、とってつけたような不気味な笑顔で接客する大手ホールの台頭が加速しつつあった。(文:松本ミゾレ)
「常連のおばちゃんで毎日4万ぐらいモーニングで勝ってる人がいた」
Source: キャリコネ
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