現場との対話って、特別なことですか?
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「会社の正解」を得るのが難しい時代の中、オリジナリティーを発揮する元気の良い会社があります。その秘訣(ひけつ)とは一体何でしょうか?電通「カンパニーデザイン」チームがそれぞれの会社のキーパーソンに伺った話をご紹介する本連載コラム。
最終回となる5回目は、東京都天王洲にある寺田倉庫のケースです。
ウェブ電通報「カンパニーデザイン」連載記事は、こちらから。
寺田倉庫
老舗・倉庫業から、文化を発信する会社へ変貌
洗練されたBtoC事業を展開する会社へと変貌を遂げた、寺田倉庫。1950年に創業。「モノだけではなく、価値をお預かりする」という理念に基づき、ワイン・アート・メディア保管を軸に事業を展開。個のライフスタイルに影響を与え、文化創造に貢献できるニッチ市場を次々に開拓している。
話し手:月森正憲氏(寺田倉庫 専務執行役員)
聞き手:吉森太助氏(電通 第1CRプランニング局)
らしさにこだわり、わずか10年で変革に成功
変革のきっかけは、月森氏が2012年にリリースした個人向けトランクルーム事業「minikura」。荷物を詰めた段ボールを送るだけで、月額250円から預け入れできるサービスだ。売りは、倉庫業で培ったノウハウを生かした、きめ細かな使い勝手にある。預けたものは1品ごとに撮影され、オンライン上で管理。1
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