第58回「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」受賞作が決定
日本アドバタイザーズ協会(JAA)は1月16日、第58回「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の結果を発表した。対象作品は2018年10月1日から19年9月30日までに放送・掲出・掲載された広告。
同広告賞の特徴は、審査に広告関係者を含まず、消費者が生活の視点から審査を行い受賞作が決定されること。111人の消費者審査員が約1カ月間にわたり選考を行った。
「新聞」「雑誌」「テレビ」「ラジオ」「デジタル」「屋外・交通」の6部門に寄せられた応募総数は1544点。その中から70作品が入賞し、さらに部門別のJAA賞グランプリ6点、経済産業大臣賞1点が選ばれた。また、グランプリ6作品に携わった企業または個人にベストパートナー賞が贈られた。
審査員長を務めた青山学院大の芳賀康浩教授は、受賞作の傾向について「平成から令和へという時代の変わり目にあっても、消費者は懐古主義的というよりむしろ未来志向であると感じた。企業が製品・サービスやビジネスを通じて消費者に提供しようとしているのはどのような未来なのか。広告が共感を得られるかどうかは、そこにかかっているのかもしれない」と総括した。
JAA賞グランプリ、経済産業大臣賞は次の通り。
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