2019年、私たちはSamsung(サムスン)がロボティクスに本気かどうかを問う記事を書いた。1年が過ぎ、今もその質問の答えに近づいていない。2020年の記者会見もロボティクスに関しては昨年とほぼ同じで、見せびらかすだけで商品化されそうなものはなかった。
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これまでのサムスンによるロボティクスへのアプローチは、他の大手電機メーカーのモデルになっているように感じる。ステージやブースでちょっとした見せ物になるようなテクノロジーを垣間見せるだけ。その代表例がBot Chefだ。今週、私はサムスンのブースでこのロボットシェフのプレビューを見た。「キッチンに新しい両手を」がキャッチフレーズだ。
もちろん、現時点で商品レベルでないことを責めることはできない。まだそこがポイントではない。問題はサムスンがどれほど本気で、世界のキッチンに豆腐ソテーを作り白チャーソースを自由にふりかけるロボットハンドを持ち込もうとしているかだ。私は「すごく本気」と言いたいし、一連のデモは同社がこの種の製品を出すことに積極的に取り組んでいることを表してはいる。
しかし、1月7日夜のキーノートスピーチの未来的テーマは、未来がどうなるか、ではなく、「どうなりう
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