Curveは、「over the top」と呼ばれる銀行プラットフォームを開発・運営している英国ロンドンを拠点とするスタートアップで、複数の銀行カードを1枚のCurveカードとアプリに統合できるサービスを提供している。このほど家族や友人への送金が簡単にできる新サービスを開始した。
「Curve Send」と名付けられた新機能は、Curveに紐付けられた銀行のデビットカードを通じてどこの銀行口座にも25種類以上の通貨で送金できる。技術的にはVisaとMastercardのAPIを利用しており、Curveを仲介者とすることによってカードネットワーク全体を実質的に1つのネットワークのように使える。
「Curve Sendはあらゆるカードを1つにまとめることで、複数の銀行口座や複数の通貨を使う人への送金で多くの人が体験している面倒なプロセスを省略し、金融の分断化問題を即座に解決できる」と同社は説明する。
Curve Sendで送金するには、Curveアプリを開き、連絡先から送金相手を選んで金額を指定したら、送金元として使用する銀行カードを選ぶ。受け取る側には通知が送られ、キャッシュカードの写真を撮るよう依頼される。するとCurveがカードネットワークを通じて相手の銀行口座に直接送金する。
「Curve Sendを利用した送金の支払いや受け取りに手数料はかからない」と同社。FXも「ミッドマー
銀行統合プラットフォーム「Send」が25種類の通貨でPSP送金できる「Curve Send」を提供開始
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