F5は12月20日、スタートアップShape Securityをおおよそ10億ドル(約1090億円)で買収するという豪華なプレゼントを手にした。ネットワーキング企業F5が手に入れた赤いリボンのついたものは、クレデンシャルスタッフィングのような自動のサイバー攻撃を阻止するのに役立つセキュリティプロダクトだ。今年はじめの記事で、ShapeのCTOであるShuman Ghosemajumder(シューマン・ゴセマジャンダー)氏は同社の事業について以下のように説明している。
当社は米国の大手銀行や大手航空会社のほとんど、またメジャーな小売、ホテルチェーン、政府機関などを保護する、企業を相手にした事業会社だ。我々は特にそうした企業を、消費者向けアプリケーション(ウェブサイトやモバイルアプリ)でのオートマティックな詐欺や乱用から保護している。
F5の会長でCEOのFrançois Locoh-Donou(フランソワ・ロコー・ドヌー)氏は、包括的な方法で顧客を守るという方法を描いている。「Shapeとともに、我々はエンドツーエンドのアプリケーション保護を提供する。これは、売上を上げ、ブランドを支えるアプリケーションが作られたときから顧客が利用するときに至るまで守ることを意味する」とロコー・ドヌー氏は声明文で述べた。
ShapeのCEOのDerek Smith氏は、同社がF5を顧客として抱えていた
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