“月次売上の4倍”が流出!? 知っておきたい「カゴ落ち施策」の効果と方法【EC売上トップ100のカゴ落ち調査データもあり】
![](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/styles/180x180/public/images/article/2019/ad/7086-ogp.jpg?itok=t_TJ62vL)
買い物カゴに商品を入れたまま会計されずに放置される……ECの世界では「カゴ落ち」「カート放棄」としてよく知られており、海外のある調査ではカートに投入された商品のうち、実際に購入されるのはわずか3割というデータもある。買い物カゴに商品を入れたユーザーの7割が購入しない状況にあるものの、「カゴ落ち」「カート放棄」の改善対策を導入している国内企業はまだ少ないのが現状だ。今回は、「カゴ落ち」によって生まれる機会損失、対策を行うことによって自社EC売上をどれだけ伸ばすことができるのかを調査データや施策例を基に紹介する。
[この記事でわかること]
カゴ落ちによる機会損失は月間売上の4倍
カゴ落ちの理由は「送料・決済手段への不満」が大きい
カゴ落ちユーザーへのリマインドは通常メルマガの4倍のコンバージョン!
効果的なカゴ落ち施策を行うためのコツ
カゴ落ちメールは「自動化」してコンバージョンを高める時代!
カゴ落ちによって月次売上の4倍にあたる機会損失が発生している現実
ECのカートに投入された商品のうち実際に決済されるのはわずか3割と言われている。つまり、残る7割は決済されずにそのままカート内に放置されているということだ。
もちろんこの割合はサイトごとで異なり、カゴ落ち率が8割に上るケースもある。すなわち、月次売上の4倍にあたる機会損失が毎月発生している計算にな
コメント