衣替えや年末の大掃除ぐらいなら「何とか休日にやっつけてしまおう」と思える人でも、遺品整理や引っ越しに伴う不要品の廃棄となると、自分たちだけで片づけるのは、やや荷が重いと感じることだろう。それが働く単身者や共働き世帯なら、なおのことだ。こうした作業を代行してくれる業者は、インターネットで探すこともできるが、最終的には電話で連絡を取らなければならなかったり、見積もりのために立ち会いを求められたりして時間を取られ、料金を提示されても、それが適切な価格なのか分からないことも多い。
こうしたイケてない状況を変えようとしているのが、暮らしの困りごとをオンライン経由で一括解決できるサービス「オコマリ」だ。オコマリを運営するmodecas(モードキャス)は12月17日、デジタルベースキャピタル、ファインドスターグループ、Skyland Ventures、田中智也氏(ユニクエスト創業者、ナッシュ代表取締役)ほか複数名のエンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資と、融資による資金調達実施を発表した。融資も合わせた今回の調達金額の総額は約1億円になるという。
写真右からデジタルベースキャピタル代表パートナーの桜井駿氏、modecas代表取締役社長の齊藤祐輔氏、Skyland Ventures Corporate Manager / modecas CFOの垣屋美智子氏
間取りで料金固定、遺品整理・不要
コメント