創造性ある組織の構築~イノベーションへの道をつくる
この記事は、frogが運営するデザインジャーナル「Design Mind」に掲載されたコンテンツを、電通エクスペリエンスデザイン部・岡田憲明氏の監修でお届けします。
イノベーション志向が強まる今、企業は従業員から仕事環境までを視野に入れて、まず組織全体でクリエイティビティーを養う方法を学ぶ必要があります。
急速な技術の進歩とそれに伴う顧客の期待に対応すべく、あらゆる業界が革新的なソリューションの提供を目指し急いでいます。
例えば、一夜にして市場に改革をもたらしたり、新しい市場を生み出したりするスタートアップ企業と連携する、あるいは、顧客が今まさに求めている商品や経験の開発に注力するなど、企業は内と外から前進の道を模索しています。
企業が革新的な製品やサービスを市場に投入し、顧客とのエンゲージメントを維持していくためには、全産業を通じて新しい働き方を見いだすことが不可欠です。
事業に革新性をもたらすために、企業はチーフクリエイティブオフィサーやイノベーション担当役員といった役職を設けたり、社内にイノベーションを担当する新しいチームやクリエイティブグループをつくりその役目を担当させるなど、さまざまなアプローチを取っています。
中でも、最も人気のある方法は、社外にイノベーションセンターを設けることです。多くの企業が設立してお
コメント