近年、事業の成長に必要な資金をベンチャーキャピタルから調達し、将来の株式上場を目指すベンチャー企業やスタートアップ企業が増えています。
ベンチャーキャピタルの投資の流れ
ベンチャーキャピタルとは、高い成長が予想される未上場企業に対して出資を行う投資会社のことです。
出資した企業が株式上場を果たした場合、出資により手にした株式を売却することでキャピタルゲインを得ることを目的としています。
そのようなベンチャーキャピタルが投資を行うまでには、次のような流れがあります。
①投資希望者とベンチャーキャピタルとが出会う
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②ベンチャーキャピタルが投資するか否かの判断を行う
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③投資希望者とベンチャーキャピタルとの間で投資条件を合意し、契約を締結する
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④投資希望者に資金が振り込まれる
投資希望者とベンチャーキャピタルとの出会いは、以下のような形で生じます。
・投資希望者がビジネスコンテストに参加しベンチャーキャピタルの目にとまる
・投資希望者が金融機関や第三者からの紹介を得る
・投資希望者が直接ベンチャーキャピタルにコンタクトを取る
ベンチャーキャピタルの投資決断プロセス
ベンチャーキャピタルは、次のプロセスで投資するか否かの判断を行います。
①案件会議を開催する
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②投資希望者が事業計画をプレゼンテーションする
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③投資委員会を
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