粉末や液体、その他の種の危険なものを含んだ疑わしい荷物は、1日に少なくとも10件はあるのだとRaysecur(レイセキュア)は説明する。
米国マサチューセッツ州ボストンに拠点を置くRaysecurが開発したMailSecurと名付けられたデスクトップ型の3Dリアルタイムスキャニング技術では、郵便物がオフィスのフロアに置かれる前に郵便室で不審なものを検知する。
郵便室の安全というのは地味で面白みのあるものではないかもしれない。しかし脅威物が企業内部に入るための一般的なゲートウェイだ。攻撃者たちは、物理的なものであれサイバーであれ、そこを目がけて攻撃をしかける。今年初めTechCrunchでは、ハッカーたちが事業所にハードウェアを送りつけ、Wi-Fiを破壊し、データを盗むために企業のネットワークに打撃を与える手段として使われる「トロイの木馬」タイプの攻撃について書いた。
そしていま、Raysecurはシードラウンドで300万ドル(約3億円)を調達した。本ラウンドはOne Way Venturesがリードし、Junson Capital、Launchpad Venture Group、そしてフィラデルフィア拠点のアーリーステージ投資家でアクセラレーターのDreamit Venturesが参加した。Dreamit Venturesは昨年、アーリーステージのセキュリティ部門に進出することを発
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不審郵便物を検知するRaysecurがシードラウンドで約3億円調達
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