今年の国連気候変動サミットで、スウェーデン人の環境保護活動家であるグレタ・トゥーンベリさん(16歳)がスピーチに立ち、全世界の大人たちに向けて地球温暖化の警鐘を鳴らしたことは記憶に新しい。いま地上全体で気候変動問題が喫緊の課題になっていることは間違いないが、ここへきて中央銀行までがそこに乗り出す動きを見せていることはあまり知られていない。金融政策で気候変動問題に取り組むということははたして妥当なのか、そして可能なことなのか――。金融業界で起きている最新の動向について、みずほ銀行チーフマーケット・エコノミストの唐鎌大輔氏が緊急レポートする。
Source: 現代ビジネス
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