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OCRに代わるAIによるデータ抽出・入力で事務処理をテック化するRossum

請求書など各種帳票からの毎日のデータ入力は大変骨の折れる作業だ。これを解決するには、従来の光学式文字認識(Optical Character Recognition、OCR)とそのソフトウェアを使うのをやめて、新しい形の機械学習に文書を読ませて処理をスピードアップすればいい。そう考えたRossumは、認識によるデータ捕捉(Cognitive Data Capture)と呼ばれる技術を利用して、コンピューターに人間と同じような文書理解能力を教える。同社のAIツールは、人間が読んで入力するよりも6倍も早くデータを取り出し、その部分の費用を最大80%節約する。
同社はMitonとStartupYardから100万ドル(約1億800万円)のプレシード資金を獲得し、さらに最近ではロンドンのLocalGlobeがリードするラウンドで350万ドル、合わせて450万ドルを調達した。後者のラウンドにはSeedcampも参加した。
多くのエンジェルたちもこの投資に参加した。Twitterの元戦略担当副社長でAirbnbやSquare、Pinterestなどにも投資しているElad Gil(エラド・ギル)氏、WishやLyftにも投資している元Yelpのエンジニアリング上級副社長であるMichael Stoppelman(マイケル・ストッペルマン)氏、WishとGet Roomの投資家でアドバイザーで元

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