世界第4位のスマホメーカーであるXiaomi(シャオミ)は11月27日、2019年7〜9月期の決算を発表した。アナリストの予想に大方沿ったものだった一方で、同社の成長は大幅に鈍化し、世界的なスマホ需要減を埋め合わせるためにサービスへシフトしている中で、同社が直面する苦境が鮮明になっている。
シャオミの第3四半期の売上高は537億元(約8400億円)で、第2四半期の519億5000万元(約8100億円)から3.3%増加し、2018年第3四半期からは5.5%増だった。Refinitivの数字を参照すると、売上高はアナリストが予想した537億4000万元(約8400億円)とほぼ同じだ。しかし、成長は鈍化している。比較材料として挙げると、第2四半期の成長率は対前四半期で18.7%、対前年で14.8%だった。修正後利益は35億元(約550億円)で1年前の25億元(約390億円)からアップした。粗利益は82億元(約1280億円)で前年同期比25.2%増だった。
シャオミは第3四半期のスマートフォン事業の売上高が323億元(約5030億円)にとどまり、前年同期比7.8%減だったと述べた。第3四半期中のスマホ出荷台数は3210万台で、中国におけるスマホマーケット停滞の影響を受けたとしている。
マーケットリサーチ会社のCanalysは今月、中国のスマホマーケットが第3四半期中に3%縮小したと発表して
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シャオミのQ3売上高は約8400億円、スマホ苦戦で成長は鈍化
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