今年初め、American Express(アメリカン・エキスプレス)は米国ニューヨーク拠点のレストラン予約プラットフォームであるResyの買収を発表した。Resyのソフトウェアは10カ国の4000店余りのレストランをカバーする。そして今週、アメックスはResyのシステムをアメックスのモバイルアプリに統合する次なるステップに移った。新しいレストラン予約機能では、アメックスのグローバルダイニングコレクションや、BookATable、SevenRoomsといった他のパートナーのサービスにResyのレストラン一覧が加わり、アメックスカードを持つ人は世界にあるレストラン1万店の予約ができる。
差し当たっては、このレストラン予約機能はアメックスのプラチナ会員に限定して提供される。しかし将来的には、より多くのカード保持者が利用できるようにする計画だ。こうしたサービス提供は消費者の行動を鑑みてのことだという。カード利用の中で外食は最も支出が多いカテゴリーで、レストラン予約はプラチナコンシェルジュサービスへの依頼が多い。このコンシェルジュサービスでは外食の予約のほかに、旅行の下調べや贈り物の検討などを行っている。
Resyのプラットフォームは、人気のレストランの予約をとるのに活用できるほか、カード保持者にユニークなサービスを提供しようというアメックスの大きな目標にも合致する
レストランオーナー向
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