ITの力で“関係人口”を増やせ!郡上市のシビックテック事例
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シビックテックとは、地域の課題を住民自身がテクノロジーで解決すること。しかし、必ずしも「そこに住むプロのエンジニアが、地域のために新たなシステムやツールを開発する」だけがシビックテックの全てではありません。
本連載では、SNSやスマホアプリなど、すでに世の中にあるIT/ICTサービスを住民が活用することで地域活性化を図る、いわば「広義のシビックテック」の事例を中心に紹介していきます。
今回は、岐阜県郡上市で行われた「IT活用により“関係人口”を増やす取り組み」を、地域施策を数多く手掛ける電通デジタルの加形拓也が紹介します。
<目次>
▼郡上市の課題:“交流人口”を“関係人口”につなげられない
▼データ管理とコミュニティーで郡上ファンのつながりをつくる
▼関係人口を生み出すために「四つのフェーズ」を連携させる
▼小中学校にもテレビ電話を導入。身近なIT化がもたらすメリット
郡上市の課題:“交流人口”を“関係人口”につなげられない
岐阜県のほぼ中央に位置する郡上市は、観光客が非常に多い地域です。日本三大民踊の“郡上おどり”や、江戸時代の城下町の面影が残る“郡上八幡
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