Made ㏌ JAPANは強みになるか?~日本ブランドの今とこれから~
本連載の第3回で、日本でやりたいことの上位に「ショッピング」がランクインしていることを紹介しました。銀座を歩けばショッピングに興じる大勢の外国人観光客に出会いますし、ガチャガチャが話題になったり、日本の包丁や扇子がお土産に人気だという話も聞きます。
かつて世界を席巻したMade ㏌ JAPANですが、訪日や越境ECで購入する機会が増えた今、世界からどのように評価されているのでしょうか?
2018年12月に20カ国・地域で実施した「ジャパンブランド調査2019」から、これからのインバウンドビジネスのヒントを探る本連載。今回は「Made ㏌ JAPAN」に焦点を当て、深掘りしたいと思います。
「日本の製品は優れている」という人が8割超え!圧倒的なMade ㏌ JAPANへの評価
第2回でも紹介しましたが、日本の印象について、「日本の製品は優れていると思うかどうか」を聞いたところ、20カ国・地域全体では82.3%の人が「優れていると思う」と回答しました。
特にASEANエリアではスコアが9割を超え、圧倒的な評価を得ていることが分かります。また欧州でも8割の人が評価。日本製品が多く流通するアジアだけでなく、世界的に評価されていることが分かりました。
では、具体的にはどのような人が評価しているのでしょうか?詳しく見ていくと、
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