トヨタがRAV4初のプラグインハイブリッドに付け加えたのは、プラグだけではなかった。パワーも注入したのだ。2021年式RAV4 Primeは、先週米国ロサンゼルスで開催されたオートショーでベールを脱ぎ、一見矛盾する2つのゴールを達成しようとしている。最も燃費をよくするとともに、最もパワフルな車になることを目指している。
このRAV4の新型モデルは全輪駆動でスポーツチューン・サスペンションを備えている。4気筒2.5ℓのガソリンエンジンを搭載し、電動モーターと組み合わせて302馬力、0~60マイル(0〜100km)加速5.8秒を達成する。トヨタはまだ価格を発表していないが、おそらくRAV4ハイブリッド車の2万8100ドル(約300万円)より高くなることが予想される。
2021年式RAV4 Primeのプラグインハイブリッド車。2019年のロサンゼルスで開催されたオートショーにて展示
このスピードは現在市場に出回っている全電動セダン車と比べると遅く感じるかもしれない。しかし、従来モデルよりずっと俊敏であり、RAV4に強く求められていた改善が施されている。同車のバッテリーは、ガソリンエンジンに切り替わるまでに39マイル(62km)の走行が可能だ。
RAV4 Primeのメーカー推定燃費(ガソリン換算)は90MPGe(38 km/L)。2021年モデルはスポーティーなSEとラグジュアリー
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