最近では従業員の長時間労働などを問題視し、「働き方改革」に取り組む企業が増えています。一方、職場などのストレスから心を病む人は、なかなか減らないのが現状です。
そんな中、同じ労働環境の中で働いていても、心を病むことなく働き続けられる「ストレスに強い人」は、あなたの周囲にもいらっしゃいますよね?
ここでは「ストレスに強い人」とそうでない人にはどんな違いがあるのか、ストレスに打ち勝つためにはどんな方法があるのかを、説明していきたいと思います。
ストレスに強い人と弱い人との差は「捉え方の違い」にある
ストレスとは、「環境によって心や身体に負担がかかっている状態」を言います。ストレス要因(ストレッサー)による負担がいろいろな反応や症状を起こし、長期にわたると健康問題を引き起こしやすくなると考えられています。
ストレスの要因は、人間関係であれば他人からの言動などにあると思われがちですが、実はそのほとんどはストレッサーに対する自分自身の「捉え方」にあります。同じ労働環境で働いていても、心を病む人もいれば、そうでない人もいますよね。その違いは、起きた出来事に対する「捉え方」が違うからなのです。
ストレスに強い人は、仕事で成果が出なかったとしても、
「今回は失敗したけど、次に繋がる課題が見つかった」
「これ以上の試練はないはずだから、ここから頑張ろう」
と状況を前向きに捉え、次へのアクションに繋
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