Disney(ディズニー)が有料の会員制ストリーミングサービスことDisney+をスタートさせたが、これには問題がなかったわけではない。アクセス過多により、最初の数日間は何時間もコンテンツにアクセスできないケースもあった。しかしディズニーは米国時間11月12日の火曜日のローンチ以来、1000万人のユーザーがサインアップしたと発表した。
これは、非常に短期間で多くの購読者を獲得したことになる。市場を見回すとNetflixは最近、1億5800万人の加入者を獲得したが、それは幅広いグローバル市場で何年もかかった数字だ。Disney+は米国、カナダ、オランダを含む世界のいくつかの市場でのみローンチしている。Netflixは米国だけでの時代にはるかに少ない加入者数でスタートし、初めてストリーミングサービスを提供し始めた2007年の会員数は738万人だった。
Disney+は米国の顧客に数カ月前からアカウントの事前予約を提供していたため、今回の契約者数は潜在的な需要というよりは、マーケティング的な意味もある。また、Verizon(ベライゾン)の契約者には、1年間無料でサービスが提供される。それでも、まったく新しいストリーミングサービスとしては非常に印象的なデビューであり、Disneyが将来のリリースやマーケティング活動を通して視聴者を増やすための確かな基盤でもある。
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(翻訳:塚本直
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