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北とイランは対米で連携プレー

経済ニュース
イランは7日、中部フォルドウの地下ウラン濃縮施設で濃縮活動を開始した。テヘラン側の説明では核合意に対する「第4段階」の対応という。イランは2015年7月、欧米中露6カ国との間で締結した核合意では、フォルドウのウラン濃縮は禁止されているから、イラン側の今回の対応は明らかに核合意を違反している。
トランプ米大統領が昨年、核合意を一方的に破棄し、対イラン経済制裁を再開、昨年11月にイラン産原油の禁輸を実施したことを受け、イラン側はウラン濃縮活動の濃縮度を3.67%から4.5%に引き上げる一方、最新の遠心分離機を投入し、本格的なウラン濃縮を開始した。濃縮度20%を超えれば、核兵器用濃縮ウラン90%までは技術的に短期間でクリアできるだけに、イランの核合意違反に対し、テヘランをこれまで擁護してきた欧州3国(英独仏)でも批判の声が高まっている。
両国の最高指導者、北朝鮮の金正恩とイランのハメネイ師(Wikipedia)
一方、北朝鮮は今年に入り12回の弾道ミサイルを発射している。先月2日には、東部の元山の海上から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3型」を発射し、同月31日には「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を2発発射した。食糧不足などで苦労する国民を尻目に、金正恩氏は何かに取り憑かれたようにミサイル発射を繰返している。
2017年9月の核実験後、北は米朝首脳会談推進中は一種のモラトリ

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