東京モーターショー2019が一般公開され、市販予定のプロトタイプも複数出展され、軽自動車も見受けられたが、特に注目を集めていたのが次期スズキハスラーだ。フェンダーの張り出しを強調するなど、SUVの存在感が高まっている。じつはいまハスラーのような軽自動車のSUVは、デザインがカッコ良くて実用性も優れ、数年後に売る時は高値が付きやすいとして人気化している。SUVの発祥は、第二次世界大戦で使われたジープなど、悪路を走るクルマであった。ワイドに張り出したフェンダーや大径タイヤも、最初は悪路走破力を高める目的で採用された。これが今はファッションになり、悪路がまったく似合わないロールスロイスまで、SUVのカナリンを用意する。世界のさまざまなブランドが、争うようにSUVに群がっている状況だ。今後の商品開発では、SUVを多種多様に発展させ、趣味性を求める需要を長続きさせることが求められる。日本国内では、ハスラーのような軽自動車のSUVが柱になるだろう。
Source: 現代ビジネス
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次期ハスラーほか「SUV風」の軽自動車は高値で売れて2倍トクする
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