フェミニズムとネット右翼さんは同じ目標を目指せる
この記事は、前回記事の十二国記に見る「女性ならではの視点」の本当の意味の後半です。
前回は、累計一千万部を突破する名作シリーズであり、18年ぶり新刊が出て「祭り」になっている「十二国記」の紹介と、「女性作者が書いたアルスラーン戦記や銀河英雄伝説」と呼ばれる評判とは違って、「女性作者ならではの特殊な設定」が男には入りづらいところがある…という話をしました。
しかし、その「女性ならではの設定」は、男から見ると非現実的なようでむしろこの現実世界を非常によく反映しているかもしれず、その視点を持つことで一気に「今までなかった世界観」を取り込めるようになった…という話でした。
今回は、紛糾しがちな「フェミニズムなどの意識高い系の思想」と「日本社会」の関係について、十二国記的視点からの新しいアプローチによって罵り合いを回避し、「他になかった視点」を日本の中に実現していくことが必要なのだ、という話をします。
現代社会における”女性のエンパワーメント”はこの道で行われるべき
最近ネットを開くと人権派やフェミニズムとかそういう「意識高い系ムーブメント」が「日本社会」を徹底的に呪詛する声が溢れていますよね。
個人的にはフェミニストの言うことの8割ぐらいは、まあ最終的にはそういう差別がなくなればいいよねえ、ぐらいには思ってるんですが、彼らが攻撃する「日本社会のある部分」は単純にロ
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