バロンズ誌、今週のカバーは中国ラウンドテーブルを掲げる。中国経済は鈍化局面にあり、米国とは貿易摩擦を抱え、香港では民主化デモの嵐が吹き荒れている。そのような逆風にさらされながら、中国株は極めて好調だ。上海総合はドル建てで19%高を達成し香港のハンセン指数も10%高を遂げている。今回、バロンズ誌が主催した中国ラウンドテーブルでは、中国株上昇の背景を説明するとともに株高継続を予想。彼らは巨大な国内市場のほか教育、メディア、生命保険、スポーツ衣料など急速に成長する市場に注目する。個別銘柄を含めた詳細は、本誌をご覧下さい。
(カバー写真:jack hebert/Flickr)
過去最高の株式市場、年間で最高の時を迎える―The Best Stock Market Ever Heads Into Stocks’ Best Time of the Year .
今週末に冬時間入りを迎え、失われた1時間を取り戻せたと歓迎する向きがいるかもしれない。米株市場はというと年間で最良の6ヵ月に入るなか、主要株式指数が過去最高値を更新あるいは過去最高値に迫り、この世の春を迎えている。貿易戦争が世界の商業活動に影響を及ぼし、大統領弾劾の動きが本格化し、2020年に大統領選を控えるが、お構いなしだ。
S&P500種株価指数とナスダックは1日に過去最高値で引け、10月28日週はそれぞれ1.5%高、1.7
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