セカンドオピニオンの考え方が日本に浸透して20年以上経ったが、それでも最良の選択ができるとは限らない。それは、ファーストオピニオンを信じたくない、新しい答えが欲しいと思う患者と、それに応えようとする医者の考えが間違いを生むからでもある。多くの人は、かかりつけ医が示さなかった新たな治療法を求めて、セカンドオピニオンに駆け付ける。そうすると、医者のちょっとした所見の差で、判断を変えてしまうこともある。セカンドオピニオンでも納得できなかった場合は、結局病院を5~6ヵ所も回ることになる。そうしているうちに病気が進行して、治る確率が下がることもある――。
Source: 現代ビジネス
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