スマホは「商品やサービスを購入する」「買い物情報を得る」ために使うユーザー増加中
視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタルは10月29日、消費者のマルチスクリーンの利用動向「ニールセン デジタル・コンシューマー・データベース2019」を基に、消費者のマルチスクリーン利用状況の分析結果を発表した。
ショッピングカテゴリーに注目すると、2017年には約半数の人が「商品を購入するため」にスマートフォンよりもパソコンを利用していたのに対し、2019年の調査ではスマートフォンがパソコンを逆転した。パソコンは7ポイント減少した一方、スマートフォンは4ポイント増加している。
「買い物に関する情報を得るため」には、2017年からすでにスマートフォンの利用がパソコンを上回っていたが、2年でさらに3ポイント増加。パソコンとの差が広がった。
デバイスの利用目的
デジタルネーティブとも言われる30代以下のショッピング関連の動向に注目すると、オンラインでの購入経験の多いカテゴリーでは、実店舗で購入する際にもオンラインで検討していることがわかった。
特にファッション、化粧品、電化製品は実店舗で購入する際にも、オンラインで検討する割合が最も高く、それぞれ約半数となっている。
30代以下のカテゴリー別オンライン購入経験、実店舗購入時のオンライン検討経験
30代以下がどのような情報を信頼するかを情報ソースごとに見ると、1位は「知人から勧め」、2位は「オンライ
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