ISの指導者、アブバカル・バグダディ容疑者が死亡しました。アメリカの特殊部隊が突入して追い詰めたものです。その作戦にはロシアもトルコも支援したということですから、いがみ合っている同士でも案外、協力体制はあるものだということも見せつけました。
(写真ACから:編集部)
トランプ大統領は10月7日にシリア北部からの撤退を主張し、アメリカの一部の議員からは強力な反対意見が出ていました。想像ですが、トランプ大統領はこの時点でバグダディ容疑者の隠れ家を見つけたこと、そして掃討作戦が近々行われることを知っていた上で北部撤退を指示、一部の反対層の声を想定した上で作戦の成功がそれ以上の政治的効果があることを計算していたとみています。
言い換えれば来年に選挙を控えるこの時期に「外交的勝利」を見せつけることはトランプ大統領が圧倒的有利な立場になるとも言えます。トランプ大統領が上手だと思うのは基本的に駐留軍は金の無駄で安全保障も確保できないという選挙民の同意を得やすい考えを持っており、アメリカがそこにいる必然性はないという基本方針が明白に貫かれている点でしょうか?
今回の作戦成功を受けてシリアについては監視体制こそ引き続き維持するもののロシア、トルコとの協調関係を持ちながらアメリカ軍の関与を薄めていくのではないかとみています。もちろん、イスラムのテロがこれで終わるとはほとんどの専門家は考えておらず、何ら
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イスラムのテロは終結するのか?
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