親が管理する10代向けのデビットカードとして始まったモバイルバンキングアプリのCurrent(カレント)は、今年初めに個人向けに当座預金口座を提供し始めた。現在、50万件を超える口座を抱える。今後の成長をにらみ、シリーズBで2000万ドル(約22億円)を調達したことを明らかにした。
ラウンドには新たに、Wellington Management Company、Galaxy Digital EOS VC Fund、CMFG Venturesが参加した。CMFG Venturesは、信用組合や1億2000万人の個人会員に金融サービスを提供する相互保険会社CUNA Mutual Groupのベンチャーキャピタル部門。既存株主からは、QED Investors、Expa、Elizabeth、Street Venturesが参加した。
2017年にサービスを開始したCurrentの最初のバージョンは、子供にお手伝いの報酬やお小遣いを与える現代的な方法を親に提供することが目的だった。時とともに10代向けの銀行口座という側面を持ち始め、昨年末には銀行番号と口座番号が付与された。働く10代の若者は、従来の銀行と同様に給料をCurrentに振り込んでもらうことが可能になった。
今年に入ってCurrentは個人用当座預金サービスを開始した。10代向け銀行口座と同じテクノロジーを基盤としている。入金振
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