「今日中にどうしてもやらなければならないことがあるのに、他のことが気になってなかなか仕事が進まない」という状況、ありますよね?
そんな時、よく「集中力が足りない」と言われると思います。
集中力を高めて今やらなければならない事だけに没頭できたら、もっと仕事の効率があがるはず…。
今回は、この「集中力」とは何なのか、どうしたら高められるのかを、ご紹介します。
集中力を高めるには、まず脳の働きを理解する
「集中する」とは、簡潔に言うと「ひとつの事柄に注意を集め、自分の頭で考えて物事に取り組む」ことです。「自分の頭で考えて」行動するのですから、受け身ではなく、自らが能動的に、前向きになっている状態です。
実は人間の脳は、この「ひとつの事柄に注意を集める」ことが得意ではありません。「1日に1万回思考する」と言われるほど、日々あらゆることをマルチタスク的に考えるようにできているんです。よく「注意散漫」と言いますが、見方を変えれば、それが人間の脳のよいところでもあります。逆に「ひとつの事柄に注意を集める」ことは、普通の状態であれば難しいことなのです。
集中力を高める3つのポイント
「集中力」を高めるには、この人間の脳の特性を理解したうえで、意図的に「集中できる」状態を作り出す必要があります。そのためには、大きく3つのポイントがあります。以下、順番にご説明していきます。
① 目標をひとつに絞る
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