ベンチャー企業が資金調達する手段として、エクイティファイナンスがあります。エクイティファイナンスの担い手はベンチャーキャピタルファンドです。ベンチャーキャピタルファンドの仕組みや投資条件はどのようになっているのでしょうか。
ベンチャーキャピタルファンドは、投資先が株式上場するような成長の見込める企業に投資します。株式上場によるメリット・デメリットも確認しておきましょう。
ベンチャーキャピタルファンドとは?
ベンチャーキャピタルファンドとは、投資資金の受け皿となる組織です。“投資目的”“投資対象”“期間”“金額”などを定め設立します。ファンドができたら投資家に対しファンドへの出資を募ります。投資家はファンドの趣旨を理解し、興味のあるファンドに出資します。ファンドに資金が集まったら、その資金を有望な投資先へ投資するのです。
ベンチャーキャピタルファンドの仕組み
ベンチャーキャピタルファンドの運営は、ベンチャーキャピタルが担います。ベンチャーキャピタルはファンドからの運用手数料とファンドが出した利益から手数料を得ています。ファンドの価値を高めることでベンチャーキャピタルも多くの手数料を得ることができるのです。
ベンチャーキャピタルファンドの投資条件
ベンチャーキャピタルファンドは“キャピタルゲイン”を求めています。キャピタルゲインとは当初投資した資金が何倍、何十倍にもなり、利益を得るこ
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